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広島県を代表する酒蔵「醉心山根本店」。
日本酒を愛する人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
近代日本画家の巨匠、横山大観が愛飲したのが「醉心」でした。まろやかでありながら辛口の醉心のお酒をいたく気に入り、89年でその生涯を終えるまで飲み続けたという逸話が残っています。
そんな醉心さんを代表するお酒が『究極の醉心 大吟醸』です。
●ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018 大吟醸部門において最高金賞
●インターナショナル・ワイン・チャレンジ2017 日本酒部門において金賞
などをはじめ、世界各地でさまざまな賞を受賞してきたまさに究極の日本酒なのです。
なぜこんなに美味いのか?
そこにはどんなドラマがあったのか?
今回は醉心さん渾身の逸品『究極の醉心 大吟醸』を詳しくご紹介します!
醉心さんのある三原のお酒は「万葉集」の中で「吉備の酒」として歌われており、広島で一番古い地酒の産地として、また日本国内においても指折りの名醸地として栄えていました。
その三原で1860年に創業した醉心さん、三原で採れる良質の軟水を使い、明治、大正、昭和と数々の賞を受賞し、皇室に幾度も献上するほど三原を代表する酒蔵へと成長されてきました。
しかし時代の流れとともに三原で採れる地下水の量が減り、硬度も高いものへと変化していきました。それを懸念した5代目蔵元と6代目蔵元が「本物の軟水仕込みへの回帰」を決意、より良い水を求めて水の研究家とともに広島県中央部にある鷹ノ巣山山麓で何度も井戸を掘り続け、今から21年前の平成12年にブナの原生林から湧き出る名水「ブナのめぐみ」を探り当てたのでした!
なぜそこまで水にこだわったのか…。
それは日本酒の成分の約80%を水が占めているからなんです。
酒造りに最も重要視されるのが水、醉心さんが探り当てた名水は硬度14の“超軟水”だったんです。
水は硬度100以上で硬水、硬度100以下で軟水とされます。
この硬度14がどれぐらいスゴイかというと、広島県内の軟水仕込みの酒蔵さんが使われている水の多くは硬度30~40ぐらいの軟水、その中で醉心さんは硬度14という抜きんでた“超軟水”を使用されているのです。
この硬度、日本酒造りにどんな影響を及ぼすのかというと、硬度が高い硬水で作れば辛めのキリっとしたお酒に、硬度が低い軟水で作れば甘めのやわらかいお酒に仕上がります。
醉心さんはこの“超軟水”のおかげで、どこのお酒よりもやわらかく、日本酒本来の甘味と旨味を味わうことができる唯一無二の日本酒造りをされています。
醉心さんの数ある商品の中でも一等こだわり、味を追求されている『究極の醉心 大吟醸』。
この究極の日本酒には3つのポイントがあります。
1つ目は先ほど紹介した硬度14の“超軟水”
2つ目は水に次ぐ重要ポイントである「お米」
契約農家さんから仕入れる「山田錦」を100%使用!
この山田錦、割れにくく、米の中心に日本酒の原料となるでんぷんを多く含んでいるため日本酒の最高級酒造好適米とされています。
そして、この玄米を削って、残った部分の歩合が60%以下の物を吟醸酒、50%以下の物を大吟醸と呼びます。
醉心さんはただただ実直に味を追求し続けた結果、雑味が取り除かれ、旨味が一番極限に現れる30%までこの山田錦をゆっくり丁寧に磨き使用されているのだそうです。50%を大きく下回る30%まで磨き上げるため一回の醸造に、より多くのお米を使用しなければなりませんが、究極の美味しさのためにはここも譲れないポイントだったそうです。
3つ目のポイントは低温長期発酵と杜氏の力
もともと軟水は栄養分が少ないため発酵しにくく、途中で腐りやすいため清潔を保ちながら低温で発酵させなければなりません。醉心さんの使用している水は“超軟水”のため、より栄養分が少なく難しく、管理が厳密でなければうまく仕上がりません。今でこそコンピューターで温度管理できるようになっているものの、発酵は生き物であるが故にその年の米の出来具合や気候により様々な変化があります。そこを管理しているのが伝統の杜氏たち。
失敗や成功を重ね、160年間で培われてきた杜氏のスキルを醉心一筋の杜氏たちが引き継ぎ、これまで培ってきた醉心独自の軟水造りの技で醸(かも)しあげたのがこの『究極の醉心 大吟醸』です。
では実際に飲んでみてどう違うのか、私の感想をお伝えしますね♪
まず日本酒独特の鼻にツンとくるようなキツイ香りは一切なく、すごく軽やかでとても上品な香りでした。口に含むとフルーティーな甘さが一気に広がります。辛口らしいキリっとした味わいも感じられつつ、やわらかく滑らかな口当たりはまさに上品の一言。
スッキリしていて後口が甘く旨く感じるため「辛口なのに甘露」と表現されている通り、本当に甘い露をいただいているように感じました!
私は日頃ほとんどお酒を飲まないので日本酒は苦手な部類と思っていたのですが、そんな私でもとても飲みやすく、こだわりの美味しさに素直に驚きました!
普段飲みなれていない方や女性にもぜひおすすめしたい軽やかさです。
たった一口でもその受賞歴に納得できるほどの味わいを感じることができるとは思ってもいませんでした。
他の商品と比べて高級で値段は少々張る『究極の醉心 大吟醸』ではありますが、だからこそ特別な晴れの日にご家庭で味わってもらいたいです!またお祝いやお礼などの贈答にもおすすめ!
正直これを渡せばホント間違いありませんよ。
日本酒は面白いもので、飲むグラスの形状や温度で味や風合いが変わってくるそうです。
この『究極の醉心 大吟醸』は、冷蔵庫でちょっと冷やしてワイングラスで楽しむのがオススメ!
これまで出会ったことのない日本酒と出会うことができますよ♪
160年の歴史を誇る醉心さんが造る『究極の醉心 大吟醸』。
世界に誇る日本の、広島の味をぜひ皆さんも一度味わってみてくださいね!