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なじみマガジン ONOMICHI

備後地域で愛される逸品を知る。

幸せになれると評判のお菓子【福山銘菓 福重ね(いちご)】

2022.06.24 2022/06/25

食べると幸せになれるお菓子。大和屋本店の『福重ね』

疲れた時や元気を出したいとき、甘いものを食べると癒されますよね。
私も超甘党なので仕事がひと段落したときや頑張った時などに自分へのご褒美でつい甘いものを食べてしまいます。
スイーツってなんて魅力的な食べ物なんでしょう♡

これを読んでくださっている方の中にも幸せを感じるためにお菓子を食べるんですって方、多いのではないでしょうか。

そんなみなさんに質問です。
なんと「食べると幸せになれるお菓子」があるってご存知ですか?

「え!なにそれ知らない!気になる!」と思った方、正直に挙手!
私も漏れなく手を挙げた一人です(笑)

「食べると幸せになれるお菓子」、気になりますよね。
そのお菓子とは大和屋本店さんの『福重ね』とのこと!
今回は小さいお子さんからご年配の方まで幅広い世代に人気の『福重ね(いちご)』について紹介しますよ♪

入口に掛けられた看板は歴史を感じます
早速詳しくお話を聞いていきましょう!

福山の味を受け継ぎ150年!美味しいを生み出す「大和屋本店」

広島県福山市の「大和屋本店」さんは、明治5年(1872年)に創業されました。
今年でなんと150年の歴史を誇る老舗の和菓子店です。

大和屋さんが作る「柚餅(ゆもち)」は福山名産として知られ、江戸元禄の時代より食されてきた逸品。今ではこの味を受け継ぐのは大和屋さんのみ。
そのほかにも歴代当主たちが試行錯誤して生み出してきたお菓子たちを何代も守り受け継がれています。

「柚餅」は柚子の風味が上品に香るさっぱり美味しい和菓子です

大和屋さんに通うお客様も親から子、子から孫、孫からひ孫へと何世代も引き継いで通ってくれている方も多いそうで、まさに福山の人々に愛され根付いてきたお店なんです。

そうは言っても150年続けることは容易ではありませんよね。
そこにはお客様のことを想う、「いい材料で美味しいものを、できるだけ手に取りやすい価格で」という企業努力があったからこそでした。
さらに何十年も続く商品たちの味を変化させずにブラッシュアップしていくことに心血を注がれ、年中通して安定した美味しさを日々精魂込めて作られています。

どのお菓子も特別な想いを込めて作られています

幸せになれる秘密は、自家製いちごジャムとカルピスバター

ではいよいよ本題の幸せになれるお菓子『福重ね』についてご紹介していきますね。
『福重ね』は先代である5代目が今から40年前に編み出されました。
新しい商品を考えるにあたって、「食べた人を幸せにできるようなものを」と日々研究。どこよりもおいしいものを作りたい!と、何回も試作を繰り返していたそうです。
そのころ6代目は小学生だったそうで、商品開発中の『福重ね』の試食をよくさせられていたと笑顔で教えてくれました。

6代目 塩出さん
子供ながらに試食役として「福重ね」の開発に携わっていたんですね♪

5代目がこだわりぬいて納得いくものができた時、「このお菓子を食べたらみんなが笑顔に、幸せになれるように、お客様に福が重なるように」と『福重ね』という名前を付けられたそうです。
今では「幸せになれるお菓子があるって聞いたんですけどどれですか?」とお客様が訪ねてこられたり、「みんなが喜ぶから幸せになれる」と大量注文されるお客様がいらっしゃるほどの人気商品で、まさに5代目の想いが福山の人々に届き広まっているお菓子なんですよ♡

個包装なのでお土産として配るのもオススメです

ではなぜこれを食べると幸せな気持ちになれるのか。
そのポイントは大和屋さんのこだわりの2つが大きく影響していました。

まず一つ目のこだわりは「自家製いちごジャム」
手軽に材料が手に入る昨今ですが、『福重ね(いちご)』に含まれるいちごジャムは大和屋さんの工房で一から作られたものなんです!
春に信頼のできる果物屋さんから仕入れた、良質ないちごを一つ一つヘタを取るところから作られているそうで、その総重量はなんと4~500㎏にもなるそうです。
いちごと砂糖と水あめのみのシンプルな材料で作られているこの自家製いちごジャム。
これだけの量を作るとなると、時間も手間も労働力もかなりかかるのですが、『福重ね(いちご)』の美味しさのためには欠かせないとのことでした。

二つ目のこだわりは「カルピスバター
みなさんカルピスバターってご存知ですか?
乳酸菌飲料「カルピス」を作る工程でできる脂肪分から作られたバターなんですが、深いコクと透き通る口どけ、上品でクリーミーな味わいが特徴で、限られた量しか生産されないため“幻のバター”とも呼ばれている高級バターなんですよ!
生乳と食塩のみで作られたカルピスバターはその味わいの美味しさから多くの有名トップシェフも愛用されているほどの代物です。

『福重ね』の試作時に市販の物から高級なものまでたくさんのバターで試した結果、このカルピスバターが断トツで美味しかったそうで、高級で値が張るもののこれでなければ『福重ね(いちご)』は完成しない!と、発売からずっとこのバターを使われているそうです。

※参考: カルピス株式会社「カルピス(株)特撰バター おいしさの秘密」2022/06/09

優しくふわふわな生地!一口食べるごとに幸せを感じる『福重ね』

では幸せになるべく私も『福重ね(いちご)』いただきます!

まず開けてみて驚いたのがその形!
ブッセだと思っていたのですがどうやらちょっと違います。
通常ブッセはどら焼きのように2枚のビスキュイ生地にクリームが挟んであるのですが、この『福重ね』はふんわりとした丸い生地を横にカットして真ん中にクリームが挟んであります。

半分に割ってみると自家製ジャムらしい茶色みがかったいちごジャムとカルピスバターが混ぜ合わされたクリームが入っています。そして生地が想像以上にふわふわ!
これも先代のこだわりだったそうで、ブッセというよりきめ細かいスポンジのようにふんわりとした生地に包まれています。

ケーキのようにフワッフワの生地
甘い香りが鼻をくすぐります

一口ほおばるとその味に衝撃!!!
口の中でじゅわっと溶け出すバター!甘く華やかないちごジャムの味!そのあとからやってくるカルピスバターのコクと塩味!
さらにフワッフワで溶けてなくなっていくスポンジ生地!

自家製いちごジャムとカルピスバターとふわふわ生地が絶妙に織りなすコラボレーションは今までにない味わいでこれは美味しいです!

このカルピスバター、市販のバターのようなバター臭さが一切なく、すごくすっきりとしています。
確かにこの味は私の知っているバターとは全然違います。
この味わいは、「これじゃないと福重ね(いちご)にはならない」といわれる意味がよくわかります。しかも生地に若干染み込んだこのカルピスバターが染み出す食感がニクイ演出をしてくれているんですよ。

あっという間に一つ食べ終わってしまいました

一口目はその味の美味しさで幸せに、二口目はその食感で幸せに、三口目はこの複雑さに感動して幸せに。
食べてみると一口ごとに美味しさと変化と驚きを与えてくれ、このお菓子が『幸せになれる』と言われる所以が十分にわかる美味しさでした。

大和屋さんの『福重ね(いちご)』は、大和屋本店とホームページ「あみゃーもん~備後のお菓子市場~」でのみ購入可能です。

今回は『福重ね(いちご)』を紹介しましたが、つぶ餡もあります。
ぜひ皆さんこの幸せ、ご自身でも感じてみてくださいね。

「いちご」も「つぶ餡」も幸せになれる美味しさです

お店の紹介

有限会社 大和屋本店
住所:〒720-0045 広島県福山市宝町6-8
電話番号:084-923-0574

公式サイト

備後のお菓子市場 あみゃーもん

なか かな
なか かな

美味しいもの、楽しいことが大好き! 尾道出身、尾道育ちの二人の女の子のママです。地元の広告代理店で情報サイトの運営にも携わっています。 主婦の目利きを活かして、私自身が気になっている備後の逸品をみなさんに紹介していきます。

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プーカくん

広島にあるネットプロモーション会社の舵取りを担っているプーカくん。備後地方の魅力に触れ、ここにしかないすぐれた逸品を全国の人に知ってもらいたいとWebマガジン「なじみマガジン ONOMICHI」を開設、現地に出向き取材を行いその魅力を紹介していきます。