尾道で誕生したご当地キャラクター「おのみち にゃモン」
熊本県のくまモン、千葉県船橋市のふなっしー、愛媛県今治市のいまばりバリィさん、滋賀県彦根市のひこにゃん。
10年程前に起こった空前の“ご当地キャラブーム”で、誰もが一度は見たことのある人気ご当地キャラクター達です。
各地のPRを一生懸命する姿だけではなく、そのオリジナリティや可愛らしさに心ときめいた人も多いのではないでしょうか。
その“ご当地キャラブーム”をきっかけに、様々な地域でキャラクターが生まれ、今では地元のPRやイベントを盛り上げるのになくてはならない存在となったご当地キャラクターたち。
そんなご当地キャラクターは現在1,500体にものぼるといわれています。
私の住む尾道の周辺でも、因島町の「はっさくん」、瀬戸田町の「モンモンレモンちゃん」、三原市の「やっさだるマン」、福山市の「ローラちゃん」とたくさんのキャラクターが生まれてきたのですが、 尾道市を代表するご当地キャラクターっていないな~と思っていました。
ところが最近、尾道市内の様々な場所で目にするようになったかわいい子がいるんです。
その名も『おのみち にゃモン』!
『おのみち にゃモン』がどんな子なのか、どんな想いから誕生したのか、お土産店でも販売され人気のストラップについてしっかりとご紹介していきます!
SNSを通じて全国にファンを獲得!尾道らしさが詰まったキャラクター
『おのみち にゃモン』を生み出したのは尾道市で77年続く総合広告代理店、鉄道広告さんです。
JR西日本の一次取扱代理店として駅の看板やポスターの広告掲載はもちろん、テレビやラジオなどのメディア媒体、ノベルティグッズの制作など多岐にわたる業務をされています。
2020年の東京オリンピック開催決定を機に、「きっと海外から多くの観光客が来る。その人たちに向けて、自分たちも尾道を盛り上げるために何かできることはないか」と様々なことを考えられました。
どういったものを作れば尾道が盛り上がり、観光客の人たちに喜んでもらえるのか。
尾道のことを改めて調べる中で、尾道には食べ物のお土産が多く、「尾道と言えばコレ!」というアイコンとなるような存在がないことに気づかれたそうです。
そこで尾道の特産品であるレモン、尾道市の花である桜、尾道名物の でべら(たまがんぞうびらめの干物)、そして猫の街として知られる尾道の猫を組み合わせ、愛くるしい丸いフォルムで1頭身のキャラクター『おのみち にゃモン』が2020年に誕生したのでした。
しかしそんな時に襲ったのが新型コロナウィルス…。
大々的にキャラクター登場を発表することもできず、観光客も下火が続き、頼みの綱であるお土産店は軒並み臨時休業が続く状況。
誕生当初から苦難に襲われながらもSNSで地道に一歩ずつ発信していく努力を積み重ねた結果、少しずつ認知度が上がり、今では尾道の多くのお土産店で取り扱われ、全国各所にファンがいる“尾道のご当地キャラクター”として認知されるようになってきたのでした。
『おのみち にゃモン』は、缶バッヂやマスキングテープ、キーホルダーなどすでに様々なグッズが販売されているのですが、中でも一番の人気を誇るのが『にゃモン ぬいぐるみストラップ』です!
ご当地キャラが好きな方はもちろん、尾道を訪れた方の思い出となること間違いなしの個性的な尾道土産について、私がその魅力と楽しみ方を詳しく紹介していきます!
丸こっいフォルムが愛くるしい!「にゃモン ぬいぐるみストラップ」
見てください、このフォルム!
丸っこくてとても可愛いんですよ~♡
このフォルムは尾道の特産品であるレモンをイメージされたんだそうです。
サイズ的にもちょうどレモンと同じぐらいの大きさではないでしょうか。
背中にこっそりと桜がデザインされているのもさりげなくて可愛いです。
なぜ桜が緑なのか気になったのですが、そこはグリーンレモンのイメージなんだそうですよ!細かいところまでレモン寄りなところにも尾道愛を感じました。
そして背中のお魚さん。
「でべらボード」という名前がついたスケートボードなんだとか。
にゃモンはこの「でベラボード」に乗って尾道をお散歩したり尾道ラーメンを食べに行くのが趣味なんだそうですよ。
設定まで可愛いですよね♡
ぬいぐるみストラップを作るにあたって、にゃモンのイメージが崩れないよう気を付けられたそうで、まるでイラストからにゃモンが飛び出てきたように忠実に再現されているところも嬉しいポイントです♪
見た目だけでも可愛くて、十分虜にしてしまうこのにゃモンなのですが、実は皆さんにお伝えしたいことがもう一つあるんです…。
この『にゃモン ぬいぐるみストラップ』、手触りが最高にいいんですよ!
すっごくふわふわサラサラでずっと撫でていたくなるような肌触り!!
良い生地使われてるな~と思わずうっとりしてしまうほどの気持ちよさです。
ぬいぐるみストラップにするにあたり、こだわった点がこの肌触りだったそうで、可愛いだけでなく、触っていて気持ちよくて癒される存在になってほしいという想いが込められているんだそうです。
その気持ち、とってもわかります。
気持ちよくてついついサワサワしてしまう、クセになるこの感じ!
可愛いし気持ちいいし癒される~
ぬいぐるみが好きな人はずっと撫でてしまうと思いますよ。
「ぬい撮り」のススメ!尾道観光がもっと楽しくなる
この『にゃモン ぬいぐるみストラップ』はにゃモンの分身としてもファンの方に愛されているそうで、尾道の旅先や風景はもちろん、その他の場所でもぬいぐるみストラップと一緒に写真を撮る「ぬい撮り」を多くの方が楽しんでくださっているのだとか!
これだけ可愛いと常に連れて歩きたくなりますよね♪
今回は私が尾道の代表的な観光スポット「千光寺」周辺を『にゃモン ぬいぐるみストラップ』と一緒に散策してきました!
「ぬい撮り」は初めての経験で最初は少し照れくさかったですが、やっていくうちに撮影ポイントや角度を探して撮ることが面白くなりどんどんのめり込んでいきました。
景色や風景だけの写真もいいですが、にゃモンがそこに入ることで旅の思い出も一層深く刻まれると思います!
実は有名なアーティストさんやアイドルの方もSNSで紹介しているこの『にゃモン ぬいぐるみストラップ』。
現在、『にゃモン ぬいぐるみストラップ』は通販サイト 楽天市場(ふるさと納税)、公式ホームページの他、尾道市内のお土産物屋さん(啓文社新浜店、啓文社コア福山西店、千光寺公園頂上売店、おのみちええもんや、丸久堂)や、ゲストハウスがみがみ、尾道市立美術館、大浜パーキングエリア(下り)などで購入できます。
尾道に観光に来られた際はぜひ思い出の品としてにゃモンをお迎えしてみてはいかがでしょうか?
尾道観光は遠くて難しいという方は、ホームページでもご購入いただけます。
ぜひチェックしてみてくださいね~!