国産黒毛和牛を贅沢に使用!一度食べたら忘れられない味
皆さん、国産黒毛和牛とブランド豚を贅沢に使っていて、一度食べたらその味が忘れられなくて何度も食べたくなってしまう、めちゃくちゃ美味しい夢のようなミンチカツがあったら食べてみたいと思いませんか?
「いやいや、そんなのあるわけないよ」って思いました?
それが広島県福山市にあるんです!
私も大好きでこれまで何度も食べたことがありますし、多くの人の感想を聞いてきましたが、ここのミンチカツが嫌いって言った人に出会ったことがないんですよね。
今回は福山市で“ソウルフード”と称される池口精肉店さんの『ミンチカツ』をご紹介していきます!
なぜそんなに人気なのか、その美味しさの秘密とは、なじみマガジンで初出しの情報も解禁していただきましたよ。
全国1位を獲得!目利きのプロ、池口精肉店の「ミンチカツ」
池口精肉店さんは長年肉屋の職人として勤めてきた先代が、目利きのプロとして肉への圧倒的なこだわりを大切に1982年に創業されました。
しかし時代は個人専門店からスーパーへと移行を始めた時。スーパーの便利さに客は流れ、長年苦労をされてきたそうです。
しかし肉屋だからこその強みもありました!
街の肉屋ではコロッケが定番人気のお惣菜。池口精肉店さんもコロッケが人気で、そこから池口精肉店さんの肉の美味しさが広がり、多くの常連客が通う地元に根付いたお肉屋さんとして認知されるようになりました。
時が流れ今から15年程前、先代から「そろそろ店をたたもうと思う」と相談された現代表の章人さん。「このままなくしてしまうのはもったいないし、常連のお客様にも申し訳ない!」とお店を継ぐことを決意。その後親子3人で「もっと池口精肉店のお肉の美味しさを知ってもらうにはどうしたらいいのか」を考えられました。
これまで人気だったのはコロッケ。しかし章人さんが「美味しいのになぜ注目されないんだろう。」「これが池口精肉店の目玉商品になるものなのでは!?」と子どもの頃から考えていたのが『ミンチカツ』だったのです。
そこから『ミンチカツ』を池口精肉店の目玉商品にするため奮闘を始められた章人さん。
少しづつその美味しさが周りに広がっていき、百貨店などの物産展にも呼ばれるようになったりメディアにも取り上げられるようになってきたとき、お世話になっていた百貨店の方に全国揚げ物大会「あげあげサミット」に出場することをオススメされました。
この「あげあげサミット」、全国津々浦々からやってきた揚げ物自慢の有名店が軒を連ね、一人一票、最もおいしかったと思うお店に投票するスタイルなのですが、10万人近くのお客様は全く無名で新参者である池口精肉店さんに見向きもしませんでした。
そこで“まずはうちの味を知ってもらうために”と試食を決行!
すると皆さんその美味しさに驚き、あれよあれよと池口精肉店さんのブースに長蛇の列が。2日目はどこからか噂を聞きつけた人たちが並び、朝から長蛇の列!
そしてフタを開けてみれば初出場で準優勝、そして翌年の2016年では栄えある1位を勝ち取ったのです。
これをきっかけに池口精肉店さんの『ミンチカツ』の人気は爆進していくのでした。
お肉と門外不出のレシピ。最後に人の手が美味しさを生み出す
ではここからたった一口で食べた人を魅了し、「あげあげサミット」1位へと導いた池口精肉店さんならではの『ミンチカツ』の美味しさの秘密に迫ります!
そもそもお肉屋さんでコロッケやメンチカツがお惣菜として売られる理由はご存知ですか?
大体の方が知っているかもしれませんが、仕入れたブロック肉をカットした時にどうしてもでてしまう端肉(はにく)を使うためです。
端肉というと「品質が悪い」とか「筋ばっかり」と思われがちですがそうではありません。
店頭に並べる商品を、よりよく見せるためにカットした際に出る端切れのお肉や形が整わなかったお肉なので、品質や味は池口精肉店の店頭に並んでいるお肉そのものなんですよ!
しかも池口精肉店さんの精肉販売では、肉の美味しさをより追求した大胆なカット加工を行っているため端肉に回すお肉の量が他店より圧倒的に多いんだそうです。
そのため『ミンチカツ』にふんだんに国産黒毛和牛を使うことができているんですよ。
『ミンチカツ』を美味しくしているのは黒毛和牛だけではありません。選ばれた生産者が生産した宮崎県を代表する豚肉のブランド「宮崎ブランドポーク」を混ぜ込むことにより食感・味わいに深みを持たせ、より美味しさを追求されていました。
この黒毛和牛の赤身と脂の比率、黒毛和牛と豚の比率は門外不出のレシピだそうで、長年の経験が紡ぐ美味しさの秘訣の一つと教えてくださいました。
ではここから初解禁の情報です!
創業から40年。これまで手作りにこだわってきた池口精肉店さんですが、この度ミンチカツを製造するにあたって最新鋭の機械を導入されました。
機械化と聞くと「手作りの方がよかったのに」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際はお客様にとってもメリットがたくさんなんですよ。
なぜならクオリティと美味しさがUPしたから!
これまでの手作業ではお肉の厚さや押し固め具合、パン粉の付け方など、どうしても作り手による個人差がでていました。食べるたびに微妙に変化していた部分が機械化することでなくなり、常に安定した美味しさとクオリティで提供できるようになったんです。
お肉の厚みも1㎜単位で変更することができ、常に美味しさを追求しながら調整し、安定した美味しさを届けられているんですよ。
また、衛生面の向上や冷たいお肉を大量にこねるスタッフの疲労や働き方も改善され、お客様にもスタッフにも“良い状態”が保てるようになったとおっしゃっていました。
とはいえ完全に機械任せにしないのが池口精肉店さんの素晴らしいところ。
実は機械でパン粉が付いたミンチカツを、人の手で一つ一つ丁寧に成形しなおしているんです!
形を整えると同時に池口精肉店の愛情をしっかり込めた『ミンチカツ』を作られていました。
ジューシーでスパイシー!食べた人を魅了する「ミンチカツ」
では、全国にファンをもつ池口精肉店さんの『ミンチカツ』を実際にいただいてみましょう!
まず見た目。
カラッときつね色に揚がったミンチカツは見るからにサクサク!パン粉はしっかりついていますが、割と薄付きの印象です。
ではさっそく一口いただきます!
噛んだ瞬間肉汁じゅわ~~~。
うんまぁぁぁぁ~~~~~~!!
しっかりめの味付けなのでソースなしで十分美味しいです。
噛めば噛むほどお肉の味とスパイシーな調味料の味が口いっぱいに広がります。
始めはしっかりとお肉の味を堪能しつつ、玉ねぎの甘みが混ざり合い、そのあとから顔を出してくる秘伝スパイスのスパイシーさ。
なんだこの洗練された味のハーモニーは!?
お肉の美味しさ、ジューシーさはもちろんのこと、この秘伝スパイスの存在も池口精肉店さんならでは。
これはたった一口で虜になる人の気持ちが改めて実感できる美味しさです!
断面を見てみると、しっかりお肉が入っているのが分かります。
そして所々でキラキラと輝く玉ねぎの姿。この“こだわり国産玉ねぎ”も素晴らしい存在なんですよ!
あえて大きめにカットされた玉ねぎはしっかりと甘みがありじゅわっとした食感をさらに引き立ててくれているんです。これは玉ねぎに含まれる水分のおかげなのですが、その玉ねぎの水分量も毎日の気温や湿度に合わせて日々調整しているそうです。
また、サックサクの衣も秘伝配合の衣で、乳製分・卵を使用していないアレルギーを持つ方に優しい衣に数年前リニューアルされたんですよ。
一人でも多くのお客様に心から楽しんでもらいたいと日々美味しさを追求している池口精肉店さんならではの優しさですよね。
いや~~、口の中がひたすらに美味しいミンチカツなんて、なんて幸せなんでしょう。
余韻が残る後味もとっても美味しくてクセになります。
家族みんなでうまいうまいといいながらあっという間に完食!
美味しすぎてまた買ってくるようにおねだりをされました。
池口精肉店さんのモットーに「おいしさは、思い出になる」という言葉があるのですが、これは間違いなく脳に刻まれる美味しさですよ。
皆さんの脳にもぜひ池口精肉店さんのミンチカツの味を刻んでみませんか?
現在、『ミンチカツ』は通販サイト 楽天市場の他、公式ホームページ、実店舗、ゆめタウン、フジグラン、道の駅などで販売されています。
実店舗では直接揚げてもらったものをいただくことができます。遠方の方はぜひお取り寄せでその味を楽しんでみてくださいね。