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なじみマガジン ONOMICHI

備後地域で愛される逸品を知る。

福山土産「マミーローズ」は優しい焼き菓子【福山ブランド認定】

2021.10.15 2022/05/06

徳川ゆかりの地、福山が生んだ和菓子の名店「三河屋」

今回は福山市にある老舗和菓子屋の逸品をご紹介します!

JR福山駅の目の前に天守がそびえたつ福山城。
江戸幕府を開いた、徳川家康の従兄弟である福山藩初代藩主 水野勝成が1622年に築城しました。この福山城の建築材料には、豊臣秀吉や徳川家康も過ごしたとされる京都伏見城の遺材も使われたそうです。
近世城郭を代表する遺構であり、2006年には日本100名城にも選ばれています。

2022年、福山城は築城400年を迎えます

町人文化が花開いた江戸時代、和菓子は大きく発展をとげます。
大福餅、せんべい、最中など私たちが知る和菓子のほとんどが江戸時代に作られました。
徳川家とゆかりがある福山にも、お土産品としてさまざまな銘菓や名産品が誕生しました。

三河屋さんは福山で100年以上続く老舗の和菓子屋さんです。
現在の代表である石蔵さんのおじい様が創業され、昭和の頃には店頭で焼くどら焼きが人気を博したそうです。
戦後には土産物売り場や百貨店、ホテル等で商品が取り扱われ、福山を代表するお土産品や進物として三河屋さんの和菓子は重宝されたそうです。

お店の入り口には可愛い旗がたっていました

現在は、石蔵さんご夫婦と娘さんの3人で素材にこだわったお菓子を作られています。
このご家族、とっても真面目なお父さん、明るくお話し好きのお母さん、そしてしっかり者の娘さんで皆さんのバランスがとてもよく、そして3人ともとてもやさしい雰囲気をお持ちです。

今回ご紹介する福山土産『マミーローズ』は、ミルク餡を詰めた焼き菓子。
このお三方の優しさが伝わってくるような優しい味わいのお菓子ですよ♪

家族3人で心を込めて手作りしています!

福山市も認めた!「福山ブランド」認定の焼き菓子

「福山ブランド」とは、福山の魅力を発信するため、福山で生み出された創造性あふれる産品・サービス・取組み・活動の中からとっても“わくわく”するものを認定・登録しよう!という福山市の取り組みです。

この「福山ブランド」、福山を代表するものなら何でもいいというわけではなく、福山そのものの魅力や価値を高め、多くの人に良質な都市イメージを発信、浸透させていくものでなければならないため毎回厳しい審査が行われます。

2016年、三河屋さんの『マミーローズ』はその「福山ブランド(産品・サービス部門)」に認定されました!!
その年、「福山ブランド(産品・サービス部門)」には44件の応募があり、その中から認定されたのはたったの7件だったそうです!

競合他社が多い中でなぜ三河屋さんの『マミーローズ』が栄えある認定を得たのか?
それにはもちろん理由があったんです。

それは、福山の特徴をしっかりと捉えていた焼き菓子だったからなんです。

お店には「福山ブランド」認定の盾が飾ってありました

福山を表現した焼き菓子の傑作!「マミーローズ」

「福山ブランド」が誕生したのが2014年、福山を愛する和菓子としてぜひとも出品したいという想いで『マミーローズ』の開発をスタートされました。

福山市はバラの街とも言われ、毎年5月には市内至るところに100万本のバラが咲き誇ります。福山らしさを考えた際、バラの形は譲れなかったそうです。
既に三河屋さんには「ばらの街、福山」という人気商品があり、それはバラの形をしていました。
そこでその姉妹商品として同じ形でいくことを決意されました。

焼き立ての「ばらの街、福山」
う~んいい香り

「ばらの街、福山」が黄身餡でふわっとしていたため、新商品はしっとりとしているものにしたかった三河屋さんはミルク餡に注目!
そこで白インゲン豆の白餡に練乳を練りこみミルク餡を作ります。しかし普通のミルク餡ではまだ福山らしさに欠けると考え、そのころ注目され始めていた瀬戸内産のレモンを使用することに。
開発当初、ミルク餡とレモン果汁の相性がどうにも合わず試行錯誤されたそうです。さまざまな方法でミルク餡とレモンのかけ合わせを試した結果、3㎜のダイス状にカットされたレモンの皮を甘く炊き、出来上がったミルク餡に混ぜ込むことでレモンの風味をしっかりと感じることができるレモンミルク餡がみごと完成したのでした。

さらには餡だけでなくそれを包む生地にも注目!もともと風味豊かな生地ではあったものの、さらに存在感を増すためにレモンの皮のすりおろしを練りこみ、より風味豊かなものに。

バラが並んでてとっても可愛いです

そして、『マミーローズ』の重要な特徴といえる可愛らしいバラの形へと成形します。
このバラの形、実は一つ一つ木型を使い手押ししたものなんです!
その木型も戦後の時代、先代が使われていたものを現役で使用し、長年培った技術で一つ一つ大切に丁寧に型を押しているのだそうです。

そして最後の仕上げとして、バラの中心に宝石のようなレモンピールを飾ったのでした。

三河屋さんの努力とセンスで生まれた『マミーローズ』は、こうして「福山ブランド」に認定されたのです。

仕上げはキラキラのレモンピール

福山土産として喜ばれること間違いなし!「マミーローズ」

福山で生まれた、福山を愛するお店だからこそ生まれたこの『マミーローズ』。

パッケージも温かみがあって可愛らしい

食べるととてもしっとりしていてミルク餡の優しさの中に甘酸っぱい爽やかなレモンの風味が味わえます。お母さんをイメージしたネーミングにも納得です。
ミルク餡の中や皮の部分にレモン果皮をたくさん使っているにも関わらず、独特の苦みは一切感じず、お饅頭なのに後味はスッキリ爽やかなのも優れた点です。
さらに中心にあるレモンピールが一段とアクセントになり、よりレモンを感じさせてくれます!

見ても食べても楽しませてくれます♪

5センチ大の食べきりやすい丸形で、小さいお子さんからご年配まで、どの世代にも好まれる味に仕上がっているため、お土産に喜ばれること間違いなしですよ。

『マミーローズ』は、福山駅、天満屋福山店、天満屋福山ポートプラザ店で購入いただけます。
ぜひバラの時期に福山に訪れていただいて『マミーローズ』をお土産に、ご自宅で優しい甘さに包まれながら福山のバラの美しさを思い出していただきたいです。

お店の紹介

株式会社三河屋
住所:〒720-0825 広島県福山市沖野上町4-15-27
電話番号:084-923-4890

公式サイト

なか かな
なか かな

美味しいもの、楽しいことが大好き! 尾道出身、尾道育ちの二人の女の子のママです。地元の広告代理店で情報サイトの運営にも携わっています。 主婦の目利きを活かして、私自身が気になっている備後の逸品をみなさんに紹介していきます。

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プーカくん

広島にあるネットプロモーション会社の舵取りを担っているプーカくん。備後地方の魅力に触れ、ここにしかないすぐれた逸品を全国の人に知ってもらいたいとWebマガジン「なじみマガジン ONOMICHI」を開設、現地に出向き取材を行いその魅力を紹介していきます。