栄養価が高く、美容にもいい!「雑穀物語 美人うどん」
みなさんは普段の生活に「雑穀」って取り入れられていますか?
白米・小麦・トウモロコシ以外の穀物を総称して雑穀と呼び、栄養価が高く美容効果も期待されることから女性の方はよくご存知なのではないでしょうか?
近年では学校給食でも「もち麦入りご飯」など取り入れられ、意外と身近にある雑穀。
私も手軽に栄養価を高めたい!と、よくご飯を炊くときに雑穀を入れて雑穀米にしたりします。
しかし、栄養価が高いことが分かっていても、独特の風味とぼそぼそしがちな食感があまり好きではないと言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
かく言う私も、ご飯は“つやっともちもち”の白米で食べたい!となり、白米に戻ってしまうこともよくあります。
そんな栄養満点の雑穀、ご飯と共に炊く以外何かいいものないのかな〜と思っていたところ、ありました!
雑穀米ならぬ雑穀入りうどん!!その名も『雑穀物語 美人うどん』です。
もち麦、黒米、きび、赤米、玄米の5種類あり、自分の好みや体調に合わせてチョイスできる優れもの!
今回はその中から笠岡産のもち麦を使ったうどんをご紹介します。
手間暇かけて作られる麺!素材本来の美味しさが味わえる
『雑穀物語 美人うどん』を作られているのは、岡山県笠岡市で77年続く製麺所「小山製麺」さんです。
笠岡市をはじめとする岡山県南西部は戦後、二毛作でお米と小麦を生産されていた家庭が多く、その影響で製麺が盛んな地域でした。
弾力性のあるしっかりとしたコシ、ツルリとした喉越しの良さとなめらかさ、さらに歯切れの良さが特徴の手延べ麺の産地としても知られています。
山と田んぼに囲まれた自然豊かな環境で、先祖代々続く「素材を生かす伝統製法」を守りながら麺と真摯に向き合い製麺をされてきた小山製麺さん。
時代の流れとともに機械化、簡略化され大量生産に向けて変化する工場が多い中、天日乾燥など手間暇かかる製法を守ることで品質を落とさず素材本来の美味しさを活かす麺づくりを続けられてきました。
そんな小山製麺さんに約12年前、転機が訪れます。
地元でもち麦をはじめとする雑穀を栽培されている方から「もち麦が麺にならないだろうか」という相談を持ち掛けられたそうです。
その提案に快諾したものの、うどんは小麦に含まれるグルテンによって形作られます。しかしもち麦にはそのグルテンがほとんど含まれません。
グルテンの量が少ないと麺は上手に形にならず、ボロボロとちぎれてしまいます。
添加物を配合すれば簡単に形作ることができるのですが、これまで無添加にこだわってきた小山製麺さんは素材そのものだけの力で作られるシンプルなうどんにこだわりました。
形作るグルテンを含む小麦の量を多くしてしまうともち麦の良さが生かせず、かといってもち麦を多くすると形にならない上にエグ味が増してしまう…。
もち麦の“もちもち感”と麦の香りを引き出すにはどうしたらいいのか…。
来る日も来る日も小麦粉の配合を変え、種類を変え、もち麦の量を調整し、製法を変えと、心が折れそうになりながら何度も何度も試作を重ねたそうです。
やっと納得いくものができたのは、試作開始から5ヶ月後のこと。
製品発表ギリギリのタイミングで納得いくものができたもち麦うどんに、ほっと一安心されたそうです。
超高級ホテルでも使われる「雑穀物語 美人うどん」
その後、そのもち麦うどんの美味しさが地域の人に広まり、黒米、赤米、玄米と雑穀配合のうどんの製造依頼が増えた小山製麵さん。岡山は吉備の国とも言われることから「きび」も加え、五穀豊穣、5種類の『雑穀物語 美人うどん』としてブランド化していったのでした。
2015年に完成した『雑穀物語 美人うどん』は翌年、全国各地から多くのバイヤーが集まる「グルメ&ダイニングスタイルショー春2016」に出品。食と食の関連雑貨・知識・ノウハウが集約し、新しい売り方やアイテムが一堂に会する食の専門見本市で、『雑穀物語 美人うどん』は数多くのバイヤーや職人の心を射止め、見事大賞に選ばれたのでした!
現在では、誰もが知っている超有名高級ホテルやレストランなどでも使用されている『雑穀物語 美人うどん』。魅力的なのは美味しさだけではありません。
雑穀ならではの栄養価!
今回紹介している「もち麦のうどん」には、貴重な食物繊維、β-グルカンを含んでいます。
白米の25倍もの食物繊維を含み、不水溶性のβ‐グルカンは整腸作用に効果が見込めるといわれています。他にも炭水化物の吸収や血糖値の上昇を抑えたり、糖質や脂質の吸収を抑えたりと、美容効果も期待される注目の雑穀なんですよ♪
まさに体の中からスッキリキレイにしたい方にオススメのスーパーフード!
もちろん、美味しい麺を届ける製麺一筋 小山製麵さんのこだわりは雑穀だけではありません。
使用する小麦粉は手打ち麺に最適な最高品質のきめ細やかな小麦「白椿」をメインで使用。ミネラルを多く含んだ天然水と、岡山県の瀬戸内で採れたお塩を使用し、手間暇かけて丹念に作りこまれているんですよ!
しかも「もち麦のうどん」はかなり繊細で、外気温、室温、湿度などの環境にかなり左右される気難しい子。工場の温度管理を一定にしたり小麦粉を温めて使用したりと、製造するたびに微調整を行い、粉たちのご機嫌を取りながらゆっくり丁寧に製造しているため通常のうどん製麺より2~3倍の手間暇をかけて作っているんだそうです。
シンプルだからこそダイレクトに伝わる美味しさ。小山製麺さんだからできる技術とこだわりで作られているんですね♪
子供も喜ぶ美味しさ!栄養もしっかりとれる「美人うどん(もち麦)」
ではお待ちかね、実食の時間です!
パッケージは独特なフォルムをしていて高級感があります。しかも左上には「グルメ&ダイニングスタイルショー春2016 大賞」の文字が光り輝いています!
「もち麦のうどん」は若干ピンクがかったキレイな色をした乾麺です。
今回はシンプルに素材の味を楽しむために、ざるうどんで子供たちと一緒に頂きます!
頂きますの挨拶の数秒後、興奮気味に聞こえてきたのは次女の声!
「ママ!!この麺めちゃくちゃ美味しい!!つゆに付けなくても、めっちゃ美味しいよ!!」
確かに美味しい!!うどんともち麦ならではのもちもち感と鼻を抜ける麦の香り!
そして程よい塩味が効いていて、つゆなしでパクパクと食べられます。
心配していた雑穀ならではのボソボソ感やクセも一切なく、のど越しも歯切れも最高です!
食感としてはうどんのような、生パスタのような、絶妙に合わさったような食感で、ツルツルもちもち♪
製麺のプロである小山製麺さんが、一切妥協せずこだわって作っただけあって、このもち麦の美味しさを引き出した努力にはただただ脱帽です。
あまりの美味しさに子供たちの箸が止まらず、あっという間に完食!
この美味しさとのど越しで栄養満点となると、ついつい休日のお昼ごはんを麺に頼りがちな母としてはとっても助かります!
これなら栄養もしっかり取れるので罪悪感なくお昼ごはんに使えちゃいますね♪
美味しさと手軽さと子供たちのハマりっぷりに業務用の1kg入りの『雑穀物語 美人うどん』数種類を改めて購入させていただきました(笑)
クセもなく、手軽にどなたでも美味しく食べられるこのうどん。うどんとしてだけでなく、パスタとしてのアレンジも無限大!
なんと言っても美容効果が期待できるのは女性としてはうれしいポイント♪
ご自宅用はもちろん、贈答品やプレゼントとしても喜ばれること間違いないですよ!
現在、『雑穀物語 美人うどん』は通販サイト Amazon、楽天市場、公式ホームページの他、全国の様々な店舗で購入することができます。