使い勝手がいい!栄養価が高く、身体整う葉野菜「しまなみリーフ」
突然ですが、皆さんは健康についてなにか意識されていることはありますか?
栄養バランスのとれた食事、適度な運動、質の良い睡眠など、人によって気をつけられていることはさまざまかと思います。
私は主婦ということもあり、家族の健康管理も含めてまずは食事を気にします!
特に「野菜をしっかりとる」「栄養価の高いものを選ぶ」「美味しくて質のいいものにする」ということを大切にするよう心がけています。
できるだけしっかりと野菜を食べるように食事を用意しているのですが、厚生労働省が推奨する「1日に必要な野菜量は350g」には程遠いように感じています。
そんな中で、尾道市因島(いんのしま)に栄養価が高く、身体が整う美味しい葉野菜があると聞いて取材してきました!その名も『しまなみリーフ』。
皆さんきっと今「しまなみリーフって何?」「レタスの仲間?」「新種の野菜?」って思っているのではないでしょうか。
私も話を聞くまで一体どんな野菜で、どんな味で、どうやって食べるのか不思議に思っていましたが、話を聞けば聞くほどこの野菜、とっても使い勝手がいい超便利野菜だったんです!
いったいどんな葉野菜なのか詳しくご紹介していきます!
農薬・化学肥料不使用!瀬戸内・因島生まれの「しまなみリーフ」
因島は瀬戸内海のほぼ中央に位置し、サイクリングで有名なしまなみ海道を結ぶ島の一つで、海に囲まれた穏やかで温暖な島として移住者が絶えない人気スポットです。
またロックバンド「ポルノグラフィティ」の出身地で、造船の島としても有名な島です。
そんな因島で『しまなみリーフ』を栽培、販売されているのがしまなみファームさんです。
実はしまなみファームさんを運営するのは、因島で活躍する造船関連会社さんでもあるんですよ!
ではなぜ造船関連会社が農業に携わっているのか。それは社長の熱い想いがきっかけでした。
因島は造船の島でありながら畑も多く、たくさんの方が農業をされています。
しかし高齢化に伴い農業を継ぐ人がおらず、近年は放棄地となり荒れてしまった畑が多くなってしまいました。
社長の知り合いの因島の農家さんが育てられていた『しまなみリーフ』も継ぐ人がいないという問題に直面されました。
「生まれ育った因島をこのしまなみリーフでもっと盛り上げたい!なによりもこの美味しい葉野菜を絶やしてはならない。」
社長さんはその一心で、会社の中に農業部門を立ち上げられたそうです。
この『しまなみリーフ』、因島の農家さんが爽やかな苦みのあるあざみ菜と、シャキシャキ感のある高菜を交配して作ったここにしかないオリジナルの葉野菜!!
社長さんが引き継がなければ世の中から無くなっていた、まさに幻の野菜なんですよ。
しまなみファームを立ち上げて5年。
農薬・化学肥料を一切使わず、お客様に安心して食べてもらえるよう一つ一つ手作業で育ててきた『しまなみリーフ』。
現在では5,000㎡もの広大な畑で栽培され、その見た目の華やかさ、味の美味しさが話題を呼び多くのメディアでも紹介されている因島の新しい特産品へと成長されました。
葉酸・食物繊維・鉄分など、女性に嬉しいが詰まった「しまなみリーフ」
『しまなみリーフ』は海のミネラルをふんだんに含んだ土地で、遮るものがない太陽が燦燦と降り注ぐ露地でのびのびと栽培されているため、栄養満点!
しかも女性に嬉しい栄養素がたくさんなんですよ。
例えば…
便秘の人にイイ!食物繊維はキャベツの2.3倍
妊娠中に摂りたい!葉酸はケールの2.2倍
女性に多い貧血にオススメ!鉄分はほうれん草の2.5倍
疲労感が気になる方に!カリウムはキャベツの2.5倍
肌荒れ解消!ビタミンCはレモンの1.2倍
すごくないですか!?
しかもこれ、リピーターのお客様から「お通じが良くなった!」「肌の調子が整った!」という声を複数頂いたことで、気になってしまなみファームさんが分析に出した結果なんだとか。
こんな検査結果を出されたら、日々の食事にぜひとり入れたいと思ってしまいますよね。
でも新しい野菜だとどう食べていいのかわからず手が遠のきがち…。
『しまなみリーフ』はそんな“困った”にも優しいお野菜。
まずはそのまま生食OK!サラダに、添え野菜にと、ちぎるだけで手軽に食べられます。
湯がいてお浸し、胡麻和え、お鍋にスープに。ササッと炒めて卵とじ、焼きそば、パスタにチャーハン、どれもちぎって入れるだけ。しかも冷蔵保存で10日は持ちます!
え、何この万能野菜!!
栄養価が高くてこんなに使い勝手がいいとなると野菜としてパーフェクトじゃないですか!?
完全に主婦の味方野菜ですよね。
ここまでくると最後に気になるのはあと一つ。
本当に美味しいのかどうか!それでは娘たちも巻き込んで実食していきます。
食べやすくて美味しい爽やかな辛み!料理を選ばない葉野菜
まずは『しまなみリーフ』とご対面。
袋から出してみると、なんと1枚の葉っぱです!
約30㎝の大きな大きな葉っぱがドーンと1枚入っています。
そして鮮やかな緑でフリフリな葉先がとても華やかです。
今回は『しまなみリーフ』の味わいをしっかりと伝えるためにサラダで頂きます。
辛みがあるのが特徴とのことなので子どもたちにはチーズとベーコンを混ぜて、私は『しまなみリーフ』だけにしてみました。
まずは何もつけずに一口…。
シャキシャキとした歯ごたえで筋っぽさなどなく、すごく食べやすい味!
鮮やかな色味や見た目から、アクが強く苦みがあるのでは?青臭いかな?と思っていたのですが、そんなことは全然ありません。めちゃくちゃ食べやすい!
そして噛めば噛むほど後ろから少しずつ顔を出してくる辛み。
でもこの辛味も、辛くて食べにくい!とか、顔が歪んじゃう!という感じではなく、すっごく爽やか!
「美味しい隠し味に少しピリッと辛み入れときました」という、できる料理人のような味わいです。
レタスとも水菜とも違う初めての味だけど、このクセのなさは万人に受ける美味しさです。
娘たちはドレッシングをかけて食べたのですが、辛みが隠れたようで何も気にすることなく、もしゃもしゃとしっかり完食!
「この “はじめましてこんにちは” のお野菜美味しいよ!」という迷言まで飛び出す始末(笑)
ついでにスープにも入れておいたのですが、こちらも好評!
煮すぎてくたっとなってしまったのですが、そのくたっと感がトロリとしていてさらに辛みもなくなったためとってもお気に入りの様子でした。
辛みが爽やかなのでサンドウィッチやホットドックともかなり相性がよさそうです。
しかも緑が鮮やかでフリルが華やかなので、パーティのサラダに使うと映えること間違いなしですね!
『しまなみリーフ』の旬は冬なのでクリスマスや年末年始のイベントに、身体温まる鍋料理などにとってもおすすめです!
美味しく手軽に健康に!
現在、『しまなみリーフ』は通販サイト ポケマル、公式ホームページ、広島県内のスーパーで11月~3月の間のみ販売されています。
また『しまなみリーフ』が入ったソーセージ、ふりかけは一年通して購入できるので、時期を逃してしまった方はぜひこちらを手にとってみてください。