備後地域で愛される逸品を知る。

【尾道の観光スポット】ここは押さえておきたい!おすすめ21選

2023.08.31 2024/04/28

年間500万人以上の観光客が訪れる広島県尾道市。
サイクリストの聖地と呼ばれる「しまなみ海道」、ノスタルジーを感じさせる町並み、映画の舞台を求めて世界中からたくさんの人がここを訪れます。また尾道でしか食べられないスイーツをはじめとするグルメもここを訪れる楽しみの一つ。
地元メディアである「なじみマガジン ONOMICHI」の編集部が実際に訪れて、ここは”おすすめ”という尾道の観光スポットを紹介します。

プーカくん

尾道をはじめ備後地方のすぐれた逸品を紹介するWebメディア「なじみマガジンONOMICHI(おのみち)」。私たちが実際に現地に訪れて取材した尾道の観光スポットをご紹介します。

尾道観光のおすすめスポット|観光地 13選

❚ 千光寺頂上展望台 peak

東西約63メートルの渡り廊下風の展望デッキが特徴的な千光寺公園頂上にある展望台『千光寺頂上展望台 peak』。360度見渡すことができ、尾道水道を行き交う渡船や尾道大橋などを望むことができます。
展望台は千光寺山ロープウェイ山頂駅と直結しており、駅側には階段とエレベータが設置され、ベビーカーや車いすの人も安心して昇降できます。反対側は緩やかならせん階段になっていて、階段を上っていく途中にも景色を楽しめる人気観光スポットです。

千光寺頂上展望台 peak

住所 〒722-0033 広島県尾道市東土堂町20-2
営業時間 24時間入場自由
定休日 なし
料金 無料
駐車場 なし(千光寺公園入口の市営駐車場利用 600円/1日)

❚ 尾道市役所

『尾道市役所』は役所という顔を持ちながら、展望デッキを備えた観光スポットでもあります。館内の南側はガラス張りになっていて、とても明るく開放的な雰囲気。一歩外に出るとウッドデッキ風になっていて、散策を楽しむことができます。
5階の展望デッキにはエレベーターか吹き抜けの階段で昇ることができます。1週約200メートルの360度開放デッキからは、対岸の向島や反対側の千光寺や浄土寺などのお寺を眺めることができます。

尾道市役所

住所 〒722-8501 広島県尾道市久保1丁目15-1
営業時間 8:30~17:15
定休日 土曜・日曜・祝日・年末年始12月29日から1月3日
料金 無料

❚ 千光寺

尾道を代表する観光スポットとしてまずあげられるのが『千光寺』です。
平安時代のはじめ(大同元年・806年)に弘法大師が創建した真言宗のお寺で、ここには聖徳太子の作と伝えられる三十三年に一度開帳される秘仏「本尊千手観世音菩薩」が安置されています。本堂左には龍宮造りの鐘楼があり、尾道の風光のかなめをなしています。
『千光寺』の眺望は我が国随一といわれ、山頂から8合目あたりを巡る「文学のこみち」という遊歩道には、尾道の景色を愛した芸術家の作品が天然の岩に刻まれています。

千光寺

住所 〒722-0033 広島県尾道市東土堂町15-1
営業時間 境内自由(売店は9:00~17:00)
定休日 年中無休
料金 拝観志納
駐車場 なし(千光寺公園入口の市営駐車場利用 600円/1日)

❚ 浄土寺

616年(推古24年)聖徳太子の開基と伝えられる、真言宗泉涌寺派(しんごんしゅうせんにゅうじは)の大本山。
室町幕府を樹立した足利尊氏との縁は深く、彼は二度にわたり『浄土寺』に引きこもり、戦勝を祈願したそうです。本尊は足利尊氏も参拝したとされる「木造十一面観音菩薩立像」。33年に一度開帳される秘仏で、聖徳太子御作と伝えられます。
小津安二郎監督の「東京物語」、 大林宣彦監督の「ふたり」などのロケ地としても有名な観光スポットです。

浄土寺

住所 〒722-0043 広島県尾道市東久保町20-28
営業時間 8:00~17:00
定休日 なし
料金 無料
駐車場 無料駐車場(15台)あり

❚ 浄土寺山展望台

『浄土寺山展望台』は麓の浄土寺から徒歩で登っていくルートと、山頂付近の駐車場まで細い道を通って車で向かうルートの2つがあります。
ここからは尾道水道の美しい景色と尾道の街並みを見渡すことができます。
映画のロケ地としても有名なスポットで、 小津安二郎監督の「東京物語」、 大林宣彦監督の「ふたり」などで使われました。映画好きな方にはぜひ一度訪れていただきたい観光スポットです。

浄土寺山展望台

住所 〒722-0053 広島県尾道市尾崎町2−1
営業時間 24時間入場自由
定休日 なし
料金 無料
駐車場 無料駐車場(5台程度)あり

❚ 尾道ロバ牧場

尾道市の瀬戸内海を見下ろす小高い丘の上にある『尾道ロバ牧場』。ノーベル文学賞を受賞したスペインの詩人ヒメネスの代表作である「プラテーロとわたし」を大学生の時に読んだ牧場主が、こんな暮らしがしてみたいと、2012年に1頭のロバ「プラテーラ」を迎えてから年々数も増え、長年の夢であったロバ牧場を作られました。
完全予約制ではありますが、ここではロバに触れたり、餌やり体験もすることができる尾道の新しい観光スポットです。

尾道ロバ牧場

住所 〒720-0551 広島県尾道市浦崎町899-3
営業時間 11:00~15:00
※平日は前日までにご予約をお願いします
定休日 不定休
料金 ふれあい体験料(えさやり体験料込)
大人:1,500円
こども(3歳—小学生):1,000円
駐車場 無料駐車場あり

❚ 耕三寺博物館(耕三寺)

しまなみ海道の生口島を代表する観光スポット『耕三寺博物館(耕三寺)』。
大阪で実業家として成功した、耕三寺耕三がお母さんのために建立した浄土真宗本願寺派の寺院。境内には、30余年をかけて日光東照宮の陽明門を模して作られた「孝養門」や平等院鳳凰堂を模した本堂など、日本各地の仏教建築をオマージュして建てられた堂塔がいくつも並びます。また「未来心の丘」は、広さ5,000平方メートルにもおよぶ白い大理石の庭園。
撮影スポットとしても有名な場所で、つつじや紅葉の名所としても知られています。

耕三寺博物館

住所 〒722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2
営業時間 9:00~17:00(最終入館は閉館の30分前まで)
定休日 年中無休
料金 大人:1,400円(団体20人以上1,200円)
大学生・高校生:1,000円(団体20人以上800円)
中・小学以下:無料
駐車場 無料駐車場あり

❚ 高見山展望台

尾道水道を挟んで対岸に見える向島。この向島を代表する観光スポットが『高見山展望台』です。
国立公園に指定されている高見山頂上にあり、瀬戸内海に浮かぶ島々を一望することができます。朝日や夕日、そして夜には瀬戸内の夜景を楽しむこともできる尾道屈指のビュースポット。
山頂へは車道も通じているので、車で行くことができます。ぜひ瀬戸内海屈指の大パノラマを見に出掛けてみてください。

高見山展望台

住所 〒722-0071 広島県尾道市向島町立花
営業時間 24時間入場自由
定休日 年中無休
料金 無料
駐車場 無料駐車場あり

❚ 岩子島 厳島神社

『岩子島 厳島神社』は「安芸の宮島」の厳島神社の分社になります。
建立年は不明ですが、安芸の宮島に次ぐ古社だと伝えられ、江戸時代寛永9年(1632)に再建された記録が残っています。ちなみに安芸の宮島の創建は593年と伝えられています。
境内一帯は砂浜になっていて、まるで海から向かってくる神様を迎えるように、朱塗りの大鳥居や灯籠が建てられています。夕暮れ時にここを訪れると、沈む夕日と赤く染まる大鳥居が織りなす幻想的な風景を見ることができます。
しまなみ海道サイクリングの途中はもちろん、無料駐車場もあるので車でも観光に訪れることができます。

岩子島 厳島神社

住所 〒722-0072 広島県尾道市向島町岩子島1944
営業時間 24時間入場自由
定休日 年中無休
料金 無料
駐車場 無料駐車場あり

❚ 白滝山・五百羅漢

因島村上水軍の6代当主 村上吉充が、居城である青木城を築いた時、標高227メートルの険しい岩山である白滝山を控えの要害と設定し、観音堂を造営したと伝えられます。
その後、江戸後期になり地元の豪商であった柏原伝六(かしはらでんろく)が白滝山上に仏や菩薩が住む清らかな世界をあらわそうと、石像群の五百羅漢を弟子たちとともに刻みました。
約700体の石仏が瀬戸内の美しい自然美の中にとけ込み、山頂の展望台からは因島周辺が見渡せ、瀬戸内海に浮かぶ大小さまざまな島としまなみ海道に掛かる因島大橋を眺めることができます。しまなみ海道の因島を代表する観光スポットです。

白滝山・五百羅漢

住所 〒722-2102 広島県尾道市因島重井町
営業時間 24時間入場自由
定休日 年中無休
料金 無料
駐車場 無料駐車場あり

❚ 因島水軍城

因島水軍城が建つ中庄地域は、南北朝期から戦国時代には村上水軍の本拠地として広く名を轟かせていました。この因島水軍城は、昭和58年に築城された全国でも珍しい城型資料館です。二の丸は展示室、隅櫓(すみやぐら)は展望台、本丸は水軍資料館となっていて、水軍船の模型、太刀、甲冑や兜など、村上家縁の貴重な品々が数多く展示されています。
また水軍城近くにある金蓮寺(こんれんじ)には、村上水軍の墓地もあります。歴史好きな人にはぜひ訪れていただきたい観光スポットです。

因島水軍城

住所 〒722-2211 広島県尾道市因島中庄町3228-2
営業時間 9:30~17:00(但し、1月2日~3日は10時から15時)
定休日 木曜(祝日を除く)・12月29日から翌年1月1日
料金 大人:330円(団体30人以上220円)
小人(小・中学生):160円(団体30人以上110円)
駐車場 無料駐車場あり

❚ 大山神社

尾道市因島にある『大山神社』には、「自転車の神様」など5つの神様が祀られており、しまなみ海道をサイクリングで訪れるサイクリストは自転車と一緒に祈祷を受けることができます。またサイクリストに人気の「自転車お守り」や「自転車おみくじ」などもあり、ここを訪れ旅の安全を祈願する人はあとを絶ちません。全国から年間3万人も参拝者が訪れる人気の観光スポットです。
自転車で境内に入ることができ、サイクルラックもたくさん用意されています。ぜひサイクリングの途中に立ち寄ってみてください。

大山神社

住所 〒722-2323 広島県尾道市因島土生町1424−2
営業時間 授与所開所時
平日 8:30〜16:30
土日祝 8:30〜17:00
料金 無料
駐車場 無料駐車場あり

❚ 本因坊秀策囲碁記念館(本因坊秀策の墓)

本因坊秀策は江戸時代に活躍した尾道市因島出身の囲碁棋士です。
19戦19勝無敗という大記録を作り、囲碁史上最強棋士に挙げる人も多いです。『本因坊秀策囲碁記念館』には、秀策愛用の碁盤やゆかりの品が多数展示されています。
またここから歩いてすぐの所にある地蔵院というお寺には彼のお墓もあります。TV放送から20年を経過したアニメ「ヒカルの碁」でも登場する、囲碁ファンの聖地と言ってもいい観光スポットです。

本因坊秀策囲碁記念館

住所 〒722-2213 広島県尾道市因島外浦町121-1
営業時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
定休日 火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
料金 310円(20名以上の団体250円)
駐車場 無料駐車場あり

尾道観光のおすすめスポット|スイーツ店 3選

❚ からさわ

『からさわ』さんは、1939年(昭和14年)に喫茶店として現在のお店の場所でスタートされました。1980年代に入ると、映画監督の故・大林宣彦さんが尾道を舞台にした映画を撮影、たくさんの観光客が尾道を訪れるようになります。それとともに『からさわ』さんのアイスも人気を博し、尾道を代表する名物になっていきました。
映画撮影時には、大林宣彦監督はもちろんスタッフもたびたび『からさわ』さんに通われたそうです。

からさわ

住所 〒722-0035 広島県尾道市土堂1丁目15-19
営業時間 平日:10:00~17:00
土日祝:10:00~17:30
定休日 火曜日(10月~3月は火曜日・第2水曜日、祝日の場合は翌日振替休み)
駐車場 小田原ビルP、パーキング向栄(800円以上で1時間無料)

❚ おやつとやまねこ

JR尾道駅から尾道商店街に向かう国道2号線沿いにあるレトロかわいい佇まいのスイーツ店『おやつとやまねこ』。尾道に観光で訪れたことがある人なら一度は立ち寄られたことがあるのではないでしょうか。お店の前は常に行列を成していて、名物の「尾道プリン」を買い求める人が絶えません。この「尾道プリン」、テレビ番組「マツコの知らない世界」でも紹介されマツコさんも絶賛されていました。

おやつとやまねこ

住所 〒722-0036 広島県尾道市東御所町3−1
営業時間 11:00~17:00(売り切れ次第閉店)
定休日 月曜日(祝日の場合は変更あり)

❚ しまなみドルチェ 瀬戸田本店

しまなみ海道にサイクリングで訪れる方が必ずと言っていいほど立ち寄るのが『しまなみドルチェ 瀬戸田本店』さんです。美しい海と温暖な気候が特徴の瀬戸田では、おいしい柑橘がたくさん育ちます。『しまなみドルチェ』さんは、地元で作られたフルーツや素材を使った、身体に良くておいしいジェラートを作られています。お店からは瀬戸内の美しい景色を眺めることができ、非日常体験を楽しみながら作りたてのジェラートを味わうことができます。

しまなみドルチェ 瀬戸田本店

住所 〒722-2416 広島県尾道市瀬戸田町林20-8
営業時間 10:00~17:00
定休日 無休
駐車場 無料駐車場あり

尾道観光のおすすめスポット|ショッピング 5選

❚ 珈琲ましろ

スペシャルティコーヒーと呼ばれる高品質なコーヒーを自家焙煎するお店「珈琲豆ましろ」。
お店では焙煎したコーヒー豆を買えるのはもちろん、店主が焙煎したコーヒーをいただくこともできます。
「あなたがあなたの大切な人に淹れたコーヒーが世界で一番美味しい。 」という考えを大切にされているお店で、観光で向島を訪れたらぜひとも訪れていただきたいスポットです。

珈琲豆ましろ

住所 〒722-0073 広島県尾道市向島町5557-17
営業時間 火・水・金・土・日(10:00~18:00)
定休日 月・木(祝日の場合は営業)
駐車場 3台あり

❚ 後藤鉱泉所

昭和5年創業、昔ながらの瓶入りサイダーやジュースを製造する『後藤鉱泉所』さん。
長年使われるサイダーを作る機械は、修理を繰り返しながらすべて手作りで製造されています。ここで飲めるのは持ち帰り不可の「幻のサイダー」や「ラムネ」、使用する瓶は日本ではもう製造されていないとても貴重なものを使用、瓶のふたも「王冠」となっています。
しまなみ海道、瀬戸内の島の一つ向島で、観光スポットにもなっています。

後藤鉱泉所

住所 〒722-0073 広島県尾道市向島町755-2
営業時間 8:30~17:30
定休日 不定休
駐車場 お店の向かいの駐車場の一番手前

❚ 尾道ええもんや

本通り商店街にある尾道最大級のお土産屋さんで、約500種類のお土産を取り扱っていらっしゃいます。尾道観光土産品協同組合の直営店で、ここで買えない尾道土産はないかも!?というくらい充実した品揃えです。観光客だけでなく地元の方々にも愛されています。
「ええもん」とは尾道弁で「良質な品」という意味です。尾道の「ええもん」を堪能したいときははぜひ立ち寄ってみてください。

尾道ええもんや

住所 〒722-0034 広島県尾道市十四日元町4-2
営業時間 10:00〜18:00
定休日 不定休

❚ 丸久堂

店内には尾道土産をはじめ尾道を訪れないと買うことができないめずらしい雑貨が所狭しと並びます。フェリー乗り場近くのお店、しかもソフトクリームや飲み物も販売されているので、サイクリストや観光客がしばしの休息を求めて訪れる癒やしスポットにもなっています。
店内にはイートインスペースも完備されているので、ゆったりと座って尾道水道の美しい景色を楽しむことができます。

丸久堂

住所 〒722-0035 広島県尾道市土堂1丁目12-8
営業時間 9:00~18:00
定休日 月曜日

❚ 尾道みやげ(市庁舎店)

『尾道みやげ 市庁舎店』さんは、尾道市役所本庁舎1階にあるお土産屋さんです。
店内には、尾道を代表するお土産が所狭しと並びます。またアイスキャンディーや冷たい抹茶ドリンク、瀬戸内産レモンを使ったスカッシュなども販売しています。
尾道市役所は観光スポットとしても人気があり、尾道水道を間近に眺めることができる展望デッキがあります。展望デッキに行かれる際にはぜひ立ち寄ってみてください。

尾道みやげ(市庁舎店)

住所 〒722-0045 広島県尾道市久保1丁目15-1 尾道市役所本庁舎1階
営業時間 平日 8:15~17:30
土日祝 9:00~17:00
定休日 不定休