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なじみマガジン ONOMICHI

備後地域で愛される逸品を知る。

【尾道エール】尾道土産の新定番!「尾道ブルワリー」のビール

2022.03.11 2022/05/08

尾道を代表するクラフトビール「尾道エール」

皆さんクラフトビール、飲んだことありますか?
最近では地域を代表するようなご当地ビールも多くなり、観光した先で、またはそのお土産で、コロナ禍で旅行できない今ではお取り寄せで楽しまれている方も多いのではないでしょうか?

今回は広島県尾道市のビール醸造所、「尾道ブルワリー」さんの『尾道エール』をご紹介します!
尾道らしさがあふれたクラフトビールを作っている「尾道ブルワリー」さん、実はお店をオープンされてまだ1年なんです。
それなのにもう尾道のお土産と言えばこれ!という中に入ってしまうぐらい人気で、尾道を代表するクラフトビールになっているんですよ!

この『尾道エール』は尾道への移住者である佐々木ご夫妻が尾道を盛り上げるために造ったものなんです。
なぜ尾道でクラフトビールを造ろうと思ったのか、どんなところに尾道らしさがあるのかを尾道生まれ、尾道育ちの私が直接インタビューしてきました!

早速お店に突撃!
猫とホップのイラストが描かれた旗がおしゃれです

生まれるべくして生まれた尾道のクラフトビール!

「尾道ブルワリー」さんを営まれているのは東京生まれ、千葉育ちの佐々木ご夫妻です。
以前、食品会社に勤めていたご主人が、過労のため体調を崩されたことをきっかけに、「一度きりの人生、もっと楽しんだ方がいいのでは?」という想いから第2の人生について考えるようになりました。

そこで思いついたのが、奥様が大好きなクラフトビールを自分たちの手で作ること!
奥様が旅行会社に勤められていたこともあり、地方のご当地ビールがないところで、自分たちで大好きなクラフトビールを作り、地域を盛り上げるのに一役買えるような存在になりたい!と思われたそうです。

ご家族の応援もあり、会社を早期退職。
地方への移住者フェアなどへ足を運び様々な地域の方と話をする中で一番盛り上がったのが尾道のコーディネーターさんでした。

ご夫妻も以前しまなみ海道でサイクリングを楽しまれたことがあり、その風景や雰囲気の良さが印象的だったこともあり、良いコーディネーターさんとの出会いを信じて尾道へと移住を決められたのでした。

素敵な笑顔の佐々木ご夫妻
ようこそ尾道へ!

尾道は元々商人の街のため、移住者を温かく迎える特性があり、移住を決めた後も程よい距離感でお世話してくれる方が続出。そこで次なる運命の出会いを果たします。

都会育ちのご夫妻があこがれたのは「古民家」でしたが、なかなかいい物件と出会えないまま移住計画が進んでいきます。
そんな中、人づてに紹介してもらったのが1894年に建てられた古い古い蔵でした。

内見当時は物置と化し、ホコリもたまり雑然とした状態でしたが、天井に張り巡らされた梁の素晴らしさに感動!
重厚な梁とステンレスタンクが融合した空間を想像すると、まさにイメージしていた通りの運命の組み合わせだったそうです。

歴史を感じる立派な梁です

しかし古い蔵は食品衛生上の観点でビール作りにはNG。保健所に一蹴されてしまいます。
それでもこの場所は譲れなかったご夫妻は、店内の梁すべてにガラスコーティングを施し、この苦難をのりこえたのでした。

尾道初のクラフトビール!年3回味わいの変わる「尾道エール」

佐々木ご夫妻が尾道でクラフトビールを考案するにあたり、作りたい!と思っていたのが尾道の特産物を使った、尾道を盛り上げることができるペールエールでした。

そこで着目したのが尾道産のレモン。
副原料として5%レモンが配合されている、まさに尾道ならではのエールビールなのですが、実はそれだけではないんです。

レモンには、まだ青く果汁はあまりとれないけれどフレッシュな味わいが楽しめる『グリーンレモン』、一般的に市場に出ていて酸味と甘みが絶妙な『イエローレモン』、そして収穫時期を遅らせて、より甘さを引き出した『完熟レモン』。
この3つのシーズンがあることを知ったご夫妻は季節によって風味が変わる、それこそ尾道を感じてもらうことのできるクラフトビールにしよう!と年3回風味が変わるように決められたそうです。

グリーンレモンと完熟レモンは収穫できる時期が限られるため、出会える時期が限られているそう!しかも賞味期限の関係上、この二つは飲み比べもできないので、まさにその時その時の尾道を感じてもらえるクラフトビールが『尾道エール』なんです♪

尾道特産のレモンを楽しみ尽くせるクラフトビールです

「尾道ブルワリー」さんがこだわっているのは材料だけではありません!
レモンは青果の状態で仕入れ、一つ一つ皮を手で剥き、果汁を手搾りされているんです!
ビールの製造工程はもちろん、材料も、実際に自分たちの目で見て、状態を把握しながら、準備から洗浄まですべての工程で一切手を抜かず丁寧に作ることを心掛けられていました。

ちなみに、『尾道エール』のラベルを見ると“発泡酒”となっていますが、これは佐々木さんの持つ免許の関係上の表記ゆえだそうです。
ビール免許は年間製造量が6万リットルを超えなければ取得できないため、「尾道ブルワリー」さんのような個人製造所さんは発泡酒免許しか取得できないのだとか。

そもそもビールは麦芽使用率50%以上の物を指すものなのですが、『尾道エール』の麦芽使用率はなんと90%以上!!!
ラベルでは“発泡酒”となっていますが、実は『尾道エール』は一般のビールよりも本物のビールなんですよ♡

丁寧に造られたビールの美味しさは格別です!

ビールが苦手な人もぜひ飲んでほしい!!軽やかで飲みやすい「尾道エール」

『尾道エール』、実際に飲んでみました!

既に尾道土産の新定番として高い人気を誇っている『尾道エール』。
実は私、飲み会の席でもカクテルや梅酒しか飲めない甘党で、ビールの苦さがどうしても苦手でこれまでずっと避けてきました。

今回は取材のため、一口だけ!と思い飲んだのですが…
これが驚くほど飲みやすくて美味しかったんです!!!

フタを開けた瞬間感じる爽やかな良い香り

「尾道ブルワリー」さんのコンセプトが『尾道産の材料を使ったMade in Onomichiであること、ビールが苦手な方でも飲みやすく、おかわりしたいと思えるビールを』というものなんですが、本当に飲みやすい!!

まず匂いを嗅いだ時点から私の知っているビールとは全然違い、あの独特のビール臭さがほとんどありません!
ほのかにビールの香りはしますが、臭いと感じるほどではなく、なんならいい匂いと思えるほどの爽やかな匂いです。

そして味が本当に衝撃!ビールらしい苦みがありながらすっきりとしていて軽やかで、ビールが苦手な私がコップ1/3の量をあっという間に空にしてしまいました!

ビール=クセのある味と思っていたのですが、こんな飲みやすい味もあるんですね!!

まさに私の中でビールの概念が崩された一品!

これはぜひ、尾道の人には「尾道にはこんなおいしい尾道産のクラフトビールがあるよ!」ということを、尾道市外の人には「梁とステンレスのカッコイイ融合を見ながら尾道らしさを楽しめる時間を味わいに来て!」ということを声を大にして伝えたいお味でした。

「尾道ブルワリー」さんの『尾道エール』は、ホームページ、ローソン尾道(東御所町店、祗園橋店、栗原町店)、ええもんや(尾道店、ロープウェイ駅前店、新尾道店)、ええじゃん尾道、イオンスタイル尾道、福屋尾道店でご購入いただけます。

遠方の方はぜひお取り寄せで尾道観光気分を味わってみてくださいね♪

お店の紹介

尾道ブルワリー
住所:〒722-0045 広島県尾道市久保1-2-24
電話番号:0848-38-2710

公式サイト
なか かな
なか かな

美味しいもの、楽しいことが大好き! 尾道出身、尾道育ちの二人の女の子のママです。地元の広告代理店で情報サイトの運営にも携わっています。 主婦の目利きを活かして、私自身が気になっている備後の逸品をみなさんに紹介していきます。

アバター
プーカくん

広島にあるネットプロモーション会社の舵取りを担っているプーカくん。備後地方の魅力に触れ、ここにしかないすぐれた逸品を全国の人に知ってもらいたいとWebマガジン「なじみマガジン ONOMICHI」を開設、現地に出向き取材を行いその魅力を紹介していきます。