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米山寺(広島・三原)

2025.05.10 2025/05/15

『米山寺』は、平安時代に天台宗のお寺として建てられました。
小早川家4代の頃に菩提寺となり、室町時代に現在の米山寺と呼ばれるようになりました。
初代から17代小早川 隆景までの重要文化財である宝篋印塔(ほうきょういんとう)が整然と並び、歴代の墓がこれだけ揃っている墓所は、全国的に見ても非常に珍しく大変貴重です。
ちなみに宝篋印塔とは、供養塔・墓碑塔のことを言います。

小早川歴代の中で特に有名なのが小早川 隆景です。毛利元就の三男として生まれ、小早川家の養子に迎えられます。豊臣政権下では五大老の一人に任じられ、兄である吉川元春と共に戦国大名毛利氏の発展に尽くしました。2018年の西日本豪雨災害により、小早川家のお墓は一部を残し埋没してしまいます。クラウドファンディグなどで支援者からの寄付を集め、2021年3月に災害復旧落成式が行われ復元を果たしました。

米山寺

住所 〒723-0146 広島県三原市沼田東町納所460
料金 無料
無料駐車場 あり