サンマルクの最高傑作!「米粉の焼きどーなつ」
皆さん洋菓子は好きですか?
私は学生時代ずっとケーキ屋さんで働いていたほど大好きです!
マドレーヌ、ダックワーズ、ブッセ、フロランタン、フィナンシェ…
私は甘くてふわふわとした焼き菓子を頬張ると、幸せでその日の疲れが軽く吹き飛ぶのでよく帰宅後のおやつに食べたりします。
今日はそんな気分を上げてくれる焼き菓子、
広島県世羅郡世羅町にある洋菓子店サンマルクさんの『米粉の焼きどーなつ』です♪
グルテンフリーの「米粉」と油で揚げない「焼きドーナツ」の組み合わせは要注目です!
素材と調理方法にこだわった美味しさの秘密をご紹介します。
「米粉」作りから始まった新たな焼き菓子づくり
サンマルクさんがある世羅町は、広島県のほぼ中央に位置します。
世羅は昼夜の寒暖の差が大きく、山に囲まれているため空気も水も澄んでいます。
そのため世羅産のお米はとくに甘みが強く、お米本来の旨味を味わうことができると評判です。
店主の川手さんは先代からパン屋を引き継ぎ、40年ほど前に「洋菓子店サンマルク」としてリスタートされました。
世羅生まれ、世羅育ち、世羅の美味しいものたちを使った洋菓子づくりにこだわってこられました。
そうは言ってもお菓子で使えるのは卵と果物ぐらい。
もっとたくさん世羅の農作物を使いたい!と考えていた時、お米で作る「米粉」の存在を知ったのです。
川手さんが「米粉」を知ったのは今から15年程前。
まだ「米粉」の存在がほとんど認知されておらず、もちろん「米粉」を作っている農家さんなど世羅にはありませんでした。
そこで川手さんは知り合いの米農家さんに「世羅産のお米を使った焼き菓子を作りたい!」という想いを伝え、「米粉」の製造協力を取り付けました。
「米粉」は小麦粉よりも粒子が細かく、とてもサラサラとしています。
米農家さんと一緒に紆余曲折しながらも、ついにサラサラの「米粉」が完成!
こうして世羅初の「米粉」が誕生したのでした。
せっかくいい「米粉」ができたから、みんながあまり食べたことがないようなお菓子にしたい!
そこで考案されたのが、油で揚げたドーナツではなく「焼きドーナツ」でした。
「米粉」+「こだわりの素材 」×「焼きドーナツ」=最上級の美味しさ!
サンマルクさんの『米粉の焼きどーなつ』のラインナップは、オーソドックスなプレーン、京都産の抹茶を使った大人に人気の抹茶、広島県産のレモン、子どもたちに人気のイチゴとチョコレート、さいごにこれまた世羅産の大豆から作られたきな粉の6種類。
今回の取材でプレーンときな粉をいただいたので、この二種類について詳しくご紹介しますね♪
プレーンは表面がサクサク、中はふんわりとしています。
ふわっと軽いくちどけで、「もみじ卵」の味がしっかりと感じられました。この「もみじ卵」は、市場に流通しにくい純国産鶏から生まれた貴重な卵なんです。世羅の風土も相まって濃厚な味わいが特徴、そんな贅沢な卵を使っているのも美味しさのヒミツなんです。
表面のサクサクとした食感の中に、まぶされたお砂糖のシャリシャリが混在していて食感も楽しかったです。
世羅産の大豆で作られたきな粉は、袋を開けた瞬間からきな粉のいい香りが!
きな粉独特の粉っぽさも一切なく、とてもしっとりとしていて、噛むたびに大豆の豊かな味と香りが口いっぱいに広がります。想像以上にしっかりときな粉が堪能できるドーナツで、お抹茶や緑茶と一緒にいただきたい上品な味わいでした!
両方とも「米粉」を使用しているため、きめ細やかでしっとりとした食感。
表面にお砂糖がまぶされていますが甘すぎず、軽くぺろっと頂けます。
少しだけ食べて娘たちに残す予定が、2つとも完食してしまったのはここだけの秘密にしておいてくださいね(笑)
グルテンフリーだから安心して食べられる!
「米粉」は製造工程によりふんわりしたり、もちもちしたり、はたまたサクサクしたりなど、多様な食感を生み出すことができる面白い粉末です。
実際食べてみて表面サクサク、中ふんわりなのは「米粉」がなせるワザなことに気が付きました。
「米粉」はグルテンフリーで栄養価も高く、小麦粉アレルギーの子でも安心して食べられるため、ここ数年急速に脚光を浴びています。さらに油で揚げずに焼かれているのでとってもヘルシー!
材料にこだわった安心安全のサンマルクさんの『米粉の焼きどーなつ』は、カロリーは気になるけど甘いものを食べたい大人や健康を守りたい子どものおやつにもぴったりです♪
6種類ものラインナップも、その日の気分に合わせて選ぶことができるのでうれしいですね。
現在、『米粉の焼きどーなつ』は店舗の他、道の駅 世羅、道の駅 クロスロードみつぎ、せらワイナリーで購入できます。
広島へ来られた際はぜひ世羅の愛情がたっぷり詰まったサンマルクさんの『米粉の焼きどーなつ』をご賞味ください♪